台風19号が猛威を振るってから1週間になります。
被害に遭われたみなさま、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の多くはまだまだ復旧の見通しも立っていないところも多く、少しでも、一刻も早く穏やかな日常が戻られることを祈るのみです。
台風の接近時には、各自治体から避難に関する緊急速報メールが鳴り響いていました。
自然災害は、予測を超える被害をもたらします。
避難のタイミングを逃すことで、命の危険も迫ります。
が、ペットを飼っていることで、避難できない場合もあるとか・・・
ペットの同行避難ができない避難所も少なくないようです。
ペットの同行避難が許可されている避難所でも、人と同じ室内には入れず、出入り口近辺、屋内ならまだしも、ただ屋根だけのある屋外に・・・と言うところもあるようです。
そんな時、出来るだけ安心安全なところに大切な愛犬を避難させるために必要な道具があります。
クレート です。
その前に・・・
ケージ・サークル・クレートのそれぞれの種類の違いを簡単にご説明いたします。
- ケージ:側面だけでなく床面と天井があるタイプ
- サークル:側面だけが柵で囲われ、天井や床面が付いていないタイプ
- クレート:持ち運び可能な個室タイプ
今回は、この持ち運びが出来るクレートについて書いていきます。
《クレートってどんな時使うの?》
いろんな使い方があります!
例えば
・車でのお出かけに
・来客時の待機に
・病院に行くときに
・旅先のホテルで
・お昼寝や夜、休む時
などなどありますが、トレーニングのご相談をいただく際に「自分の都合で押し込めちゃっています」と、お話を聞くことがあります。
当店のとの店長も時々押し込まれることもありますが(笑)、クレートが大好きです。
気付くとクレートで気持ちよさそうに爆睡しています!(^^)!
犬の祖先の狼は元来巣穴で暮らしていました。(狼の種類によっては違うこともあるようです。)
そのため、巣穴を感じさせるクレートは安心して過ごすための「秘密基地」や「隠れ家」と認識する犬たちは少なくありません。
場所は取りますが、日ごろからクレートを常設していただくことをお勧めします。
《クレートって必要なの?》
ぜひ活用していただきたいです!
車での移動では、小さなお子様のチャイルドシートの装着と同じように、わんちゃん自身と運転者の安全の確保のためにも必要となります。
それ以上に必要となるのは、災害時です。
今回のような台風や地震などが来てペットと同行避難する時、犬がクレートに慣れていないと避難先でずっとストレスを抱えたまま過ごすことになってしまいます。
自分だけの個室でゆっくり休むことは、体調にも少なからず良いことだと思います。
また、犬が苦手だったり、アレルギーなどで動物を避けなければいけない方たちにも、同行避難の理解を得やすくなるのではないかと思います。
クレートに慣れておくことで、万が一の入院や、ペットホテルでのお泊まりの時のストレスも軽減されます。
プラスチック製のクレートは、水洗いしやすく、安全面でもわんちゃんをしっかり守ってくれます。
《クレートトレーニングってどうすればいいの?》
まずはクレートのサイズ選びです。
ポイントはわんちゃんが中で楽に向きを変えられること。
ただし、広すぎるとわんちゃんが落ち着けない場合もあります。
狭いくらいの広さで、四方を囲まれている方がわんちゃんが安心して過ごせるようです。
初めて見るクレートに警戒するわんちゃんも少なくありません。
すぐに入れようと無理やり押し込めることはせず、おやつなどを使って少しずつ少しずつ慣れてもらうようにします。
初めのうちは扉を開けたままにし、慣れて来てから扉を閉めるようにします。
クレート待機が特別なことでは無くなるよう、焦らずに進めてください。
プロにお任せするのも一つの方法です。
もちろん当店の保育園でもクレートトレーニングは実践しております!お困りの際はお気軽にご相談ください♪
《最後に》
近年では行政からも推奨されているクレート。
まだクレート未経験でしたら、愛犬の安全と、飼い主さまの安心のためにも、クレート購入のご検討をお願いします。
クレートは持ってるけど、使っていないという方は、ぜひ有効活用をしてください。
うちではもうクレート使っている!という方は、そのままクレートのご利用をお続けください。
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